木簡から再現 蘇や唐菓子 奈良の古代料理
天平人が食べた料理を実際に食べてみたいと思いませんか?
奈良市内にある奈良パークホテルでは
平城宮跡から出土した木簡をたよりに復元した古代料理が食べられます。
たくさんの再現料理があり、新型コロナウィルスの感染流行後に
SNSで話題になった蘇も食べらます。
さらに、遣唐使によって中国からもたらされた「唐菓子」の
再現料理が食せるのもユニークです。
唐菓子は神社や寺院の神饌供物として今も用いられています。
ぶと饅頭や清浄歓喜団のようにお菓子として販売されているものもあります。
奈良パークホテルの再現料理には唐菓子が3種類。
奈良では神饌にも用いられる「ぶと」のほか、土佐日記にも登場した「まがり」、そうめんのルーツとされる「麦縄」を現代風に再現したものが食べられます。
古代料理を再現したランチ
唐菓子三種
牛乳を煮詰めて作る古代のチーズ「蘇」
※以前、 私が雑誌に寄稿した文章から一部抜粋、転載しました。